上場企業のサラリーマン社長は退職金を人質に自社株を買え
タイトルは半分冗談、半分本気な提案なのですが、やはり人というのは自己利益のためにしか本気になれない生き物だと思います。
ノーリスクハイリターンなサラリーマン社長は、物言う株主のような怖い存在がいないと、監視される人がおらず、自由気まま、悠々自適なクソ経営をしがちです。
特に日本の企業群は、自己保身のための株の持ち合い文化があるので、腐敗しやすい環境といえます。
なので、緊張感を持たせる意味合いで、社長になると決まったその日に退職金の8割で自社株を購入し、成績を良くすれば退職金が増えるし、悪くすれば退職金が減るようなルールを作ってみるのはどうだろうか。
おそらく退職するまでの毎日が緊張の連続ですし、真剣になりますよー。
なんせ自分の老後の懐事情が掛っているのですから、その真剣度合たるやすさまじいものがあるでしょう。
そもそも上場企業は社会の公器となり、株主のために尽くす存在なのですから、そのくらいの覚悟がある人間が社長をやるべきだと思います。
まあ、自己利益のために不正が横行するリスクはあるでしょうが、その後、社長に就いた人がその不正に気付いたら自己保身のために通報するでしょうから、悪いことはできなくなるでしょう(歴代で不正されると防げないですが・・・)。
なかなか面白いアイディアだと思うんだけど、とっくに誰かが思いついてるんだろうなーと。。。